SERVICE仕事を知る

対談 上司×部下《情報・通信》

情報・通信
課長(取材当時 現在 部長)星秀一 × 佐藤一磨

インタビュー実施:2017年10月

情報・通信事業とは
デジタル交換機・IP電話・LANなどのシステム提案、防災・音響・映像などの設備の企画、設計・施行、メンテナンスを通して安全・安心・快適を提供します。

弱電設備、火災報知器、放送設備などの工事全般が仕事です。

司会
情報・通信事業の業務内容と、お二人の仕事内容についてお話を聞かせてください。
情報・通信事業部の業務内容は、弱電設備、火災報知器、放送設備、TV共聴設備、その工事全般という言うことになります。私たちいわき通信課は福島県の浜通りエリアと茨城県の北茨城市までをカバーしています。職種としては、工事、サービス、営業とあり、私は営業職をしています。
佐藤
私は工事担当です。主に新築建設物の弱電工事に関わります。
商流としては、いわき営業所に関しては地場で一定の関係性ができているお客様からの発注が多いんです。電気設備工事の会社が主な受注先となりますが、そこから図面を預かって見積もりをご提出して。発注後は工事スタッフが担当する流れです。
その他にも直販顧客もありますので、例えばそれは病院だったり、学校だったりです。
佐藤
工事の受注確定後は設備ごとに図面から工事内容を確認します。その後の工程は、進捗管理も含めて、工事の仕事になってきます。
途中で仕様変更がある場合もあるので、その際には、営業を呼んで再見積もりをお願いしたり。

責任をもって仕事に臨む立場に。

佐藤
今、4年目なので、ようやく独り立ち出来たくらいですね。自分のことだけではなく、周りの先輩たちがどんな仕事をやっているかは見えるようになってきました。
技術はもちろん、工期面も含めて、やはり大変だなぁ…と思う現場もあるよね?ここ1、2年が(佐藤)一磨にとって、ある程度の責任をもって仕事に臨む立場になったから、ちょっとした壁もあったんだろうと思う。昨年の某現場では、まさにやるしかない!って感じだったんじゃない?
佐藤
そうですねぇ(笑)。課全体で忙しい時期だったこともあり、自分がやるしかない!ってのはあったかも知れませんね。でも、ちゃんと皆さんにフォローしてもらってましたよ。
頑張ってるなぁ、って見てたよ。

安心して仕事を頼む・頼まれる良い関係。

(佐藤)一磨はまだ若いこともあって経験が浅い分、怖いもの知らず的な部分もあるけど先入観に捉われない分、仕事も頼みやすいよ。逆に大変かも知れないけど(笑)。
佐藤
ありがとうございます!
こっちからその話をするのも憚れるけど、それをどう捉えるか、だよね。何で自分ばっかり頼まれるのかなぁって思うか、(その仕事を)自分に頼んでくれるんだ!って思うのか、捉え方次第で仕事への向き合い方は変わってしまうよね。
佐藤
実はそのことは最近感じていて。最近、頼られているのかも、成長してきてるのかなって思うようにしてました。
本人の得意・不得意分野もあるから、なるべく本人の資質にあった仕事を采配したいとは思ってるんだけど、元気で素直だから皆、期待しちゃうんだよな。まだ“抜け”もあるけど…、信頼できるってのが勝ってる!仮に何か失敗したとしても、こっちが頼んで失敗したのはこっちの責任だしね。
社内・社外関わらず、安心して仕事を頼む・頼まれる良い関係をつくるってのは、やろうと思って直ぐにできることじゃないよ。

先輩から後輩へ伝えていくこと。

工事の先輩はどう?頼りになる?
佐藤
目指すべき立ち位置だと思います。やはり何と言っても技術力が高い!もちろんキャリアの差があって、同じ年数を経験したら、自分はそこまでに成れるんだろうか?と思ってしまいます。私にはまだわからない設備も多いので…。現場に応援に来てもらったり。私も後輩にそんなことをしてあげたいですね。
メンタル面も強くなってきていると思うし、頼もしいね。自分たちの仕事は、建設現場での作業になるから、(佐藤)一磨に関わらず、最初はギャップを感じることもあると思うんだよ。弱電・通信工事の技術を磨くことは当然ながら、作業環境に耐えられる強さも必要。そんなことも後輩に伝えてほしいね。
佐藤
ですね。慣れない現場で、初期はそういったギャップも少なからず感じましたが、経験していくうちにそれも含めてやりがいに変わりましたね。いわき通信課はチームワークもいいですし、仲間のサポートもあるので、まだまだ頑張れますよ!