SERVICE仕事を知る

対談 上司×部下《制御》

制御
課長(取材当時 現在、副部長)伊藤淳一 × 遠藤広貴

インタビュー実施:2017年10月

制御事業とは
各種コントロール機器、電子デバイス、空気圧機器の販売を中心に、品質・安全・安心・省力・環境など生産現場におけるソリューションを提案し、お客様の生産性向上をサポートします。

生産現場の抱える課題を解決する仕事です。

司会
制御事業の業務内容と、お二人の仕事内容についてお話を聞かせてください。
遠藤
現在はエリア担当営業として40~50社のお客様を担当しています。制御課のお客様はほぼ生産現場ですので、わかりやすく言えば「工場」を持つ企業がお客様と言うことになります。生産現場の抱える課題を解決する仕事です。課題と言ってもネガティブなものではなく、もっと品質改善できないか?とか、生産性をあげられないか?などプラス指向の課題解決です。
伊藤
私は今は課長として管理業務と営業活動が7:3ぐらいでしょうか。管理面ではざっくりお話ししますと、課としての目標がやはりありますので、それに対して、課員が動きやすくなる仕組みづくりですね。営業面では、自身が担当するお客様もいますし、部下との同行があります。
遠藤
頼りにしてます!
伊藤
私たち制御課には計り知れない数の取扱商品があります。数百社の機器メーカーが常に新しい商品も開発していますから、とにかく業界知識や商品知識を身に着けるのが大変です。現場の担当者はもちろんその分野のプロフェッショナルですし。こっちはそのプロから相談を受ける立場ですからね。(遠藤)広貴に限らず、新入社員は皆、最初は苦労をすることになるよね。
遠藤
今もなお商品知識については苦労していますけどね…。しかし、入社後、先輩たちと同行ではありましたが、商品名もわからない、お客様の話していることもわからない…みたいな状況はようやく脱しました。1人でお客様を訪問することになった時のドキドキは今でも忘れられないですね。

営業に求められる資質は相手としっかり対話が出来る人。

伊藤
情報系の学校出身だから、やっぱりPC関連の知識は高いよね。営業にも個性があっていいと思うんだよ。得意な分野をさらに伸ばすってのは武器になると思う。自分なんかは新しいものは苦手だしね…。FA(factory Automation)商材のほうがスーっと入ってくる。営業職としては個人だけど、総合力で勝負できるのが制御課。皆が得意分野を持ち寄れば、ニノテックとしてお客様へ提供できるサービスはもっと増えるよね。
遠藤
昨日はたまたま伊藤課長と同行でお客様訪問でしたね。
伊藤
事務所での管理業務も最近は多いけど、部下との同行も大事な仕事。道中、ちょうど3年目ぐらいの(遠藤)広貴にはどういう営業を目指しているのか?なんて聞いてみたくなるなぁ。もっともっと伸びて欲しいと思っているし。相手としっかり対話が出来る人ってのは営業に求められる資質の一つだと思っているけど、それは既にできているはず。その笑顔も申し分ない。もう一歩。自分流の営業スタイルが身につけられればいいね。
遠藤
はい。お客様の話をしっかり聞こう、ってのは意識してきました。それを感じてもらえていたのならありがたいです。で、あと一歩ですね?頑張ります!
伊藤
すごくいろいろ考えてるのわかるよ。でも失敗を恐れてもしょうがない。まず、行動するってのもアリだよね。責任はこっちで取るんだから!

制御課全体での新しい取り組み。

伊藤
制御課では“課全体での取り組み”としてお客様向けのセミナーを開始しました。過去にも不定期で開催していたのですが、年間を通して、定期的なものとしたんです。お客様が抱える共通的な課題および特徴的な要件を取り上げながら、メーカーの新商品をご提案しています。私たちからの訪問ではなく、会社へお客様をお迎えする形です。集客用のフライヤーを作成したり、メーカーと打ち合わせしたり。
ニノテックの提案なら聞いてみたいな、という人気セミナーにすることが目標です。
遠藤
皆でやる取り組みは楽しいですよね。先ほど営業に個性があってもいいというお話がありましたが、これぞ総合力って言えますね。

何とかして役に立ちたいって気持ちをモチベーションに。

遠藤
新しい取り組みではさらにチームワークが深まった気がしています。今まで頑張ってこれたのは、何といっても上司、先輩、仲間たちの支えがあったからかなと実感しています。
伊藤
お客様は?
遠藤
確かに!そこです。お客様の課題を解決する立場でありながら、お客様から教えてもらっていることがとても多いです。何とかして役に立ちたいって気持ちが無意識にモチベーションになっているんですね!
伊藤
いいね!それは長年いる自分たちも同じ気持ちだよ。