MESSAGEメッセージ

PROFILE

樽川 啓
株式会社ニノテック
代表取締役社長

2005年、取締役副社長に就任
2006年、二人代表制を敷き、樽川次男社長(現会長)ととも代表取締役となる。
2008年、代表取締役に就任

ビジネス環境の変化に寄り添った70年ニノテックの歴史

ニノテックの採用サイトをご覧いただきありがとうございます。
ニノテックは創業者・曽我武雄氏が二宮商会東北出張所として1946年(昭和21年)に創業して以来、今年(2017年現在)で71年目を迎えます。
現代の若い人たちにはイメージが湧かないかもしれませんが、戦後混乱期の真っ只中、電気コンロ、スタンド、ラジオなどの行商からのスタートでした。
前社長である樽川会長のご尽力により拡大発展した「第二創業期」を経て現在に至るニノテックの歴史は、戦後日本における地域インフラ整備、各種製造業の発展、ビジネス環境の変化に寄り添ったものでした。

モノづくりを支える仕事ニノテックの事業

現在、ニノテックには大きな柱として3つの事業(制御事業、プラント計装事業、情報・通信事業)があります。これらの事業は創業時から確立されたものではなく、時代の変遷と顧客ニーズにより発生したものです。
その後の会社経営の柱となるメーカーとの代理店契約を発端に、ラジオ部品、電気配線器具、電話機などの販売を開始することになりますが、さらに、事業は、通信工事、弱電工事、火報工事、計装工事分野へ発展していくことになります。
社員は当然ながら、代表者である私にでさえ、「幅広い事業展開ですね」と言われることがままあります。しかし、このことは「モノづくりを支える仕事」という意味で私たちの中ではすべて繋がっています。学校であれ、工場であれ、事業所であれ、ニノテックがお手伝いできることがあれば、それは仕事になるのです。

時代の環境変化に適応できる企業体質先達の精神から引き継がれたもの

前述した「メーカーとの代理店契約」のきっかけは、驚くべきことに訪問したメーカーからの「商品見本を預けるから売ってみなさい」というアドバイスでした。営業成績はそれなりに芳しかったようで、この創業者の素直さと誠実さは、ニノテックの企業文化が垣間見えるエピソードであると思えます。
これまで事業を継続することができたのは、決して自分たちだけの力ではありません。お客様やお取引先様、また社内の仲間から教わったり、気づかされることは日常的にあり、そこにしっかりアンテナを立てることができるのが私たちの強みであると自負しています。
新しいことにチャレンジするきっかけは今までもこれからも「一緒に幸せになりたい誰か」から得られるものと思っています。
時代の環境変化に適応できる企業体質はニノテックの70年の歴史を振り返れば明らかです。お客様に誠実に対応することを懸命に実践してきた過去の全社員の並々ならぬ努力と苦労に深く敬意を表しています。

従業員の成長を積極支援求める人材

中・長期的な目標や具体的な事業展開はこの場では割愛させて頂きます。
健全・公正な経営で安定的な利益を確保することは、もちろん経営者としての使命ですが、売上の追及を最優先の目標にはしていません。建前に聞こえがちですが、それはひとつの指標でしかないと思っています。もちろん数字も大切ですが、社員の幸せを度外視して数字を追及することは商売の本質ではないと考えています。
少子化が進み、労働人口が減少しつつある中、女性の労働市場への進出を推進することは大きなテーマです。子育て支援企業として2015年に「くるみんマーク」の認定を受けたニノテックですが、女性社員の結婚による退職が大幅に少なくなってきました。
当社にはパートナー制度があり、外出打ち合わせの多い男性営業社員を内勤でサポートする職務があります。このパートナーの役割は非常に重要でニノテックの受発注業務は彼女らに支えられていると言っても過言ではありません。
男女問わず、人材育成にはさらに力を注ぎます。一人ひとりの従業員がもっと力を発揮するための環境整備こそが経営者である私にとって最大のミッション。皆さんが自分に自信を持ち、輝く人になっていただけるように様々な成長機会を用意しています。

MESSAGE学生さんへのメッセージ

採用希望の皆さんに「求める人物像」は3つ。
1つ目は「打たれ強い人」。現場はもちろん、電話の窓口でも多くのお客様やお取引先様との接点があります。且つ、ニノテックの先輩たちは、穏かで気持ちの優しい人物が多いのが特徴ですが、仕事に対しては誇りと責任を持つプロフェッショナル集団です。関係者たちに認められる「仕事人」になるためには、何といってもタフであることが重要なのです。
2つ目は「挨拶がきちんとできる人」。職場はお客様と接する真剣勝負の場。プロの顔にならなくてはなりません。私たちは元気よく挨拶ができる若い皆さんが大好きです。
3つ目は「感謝のできる人」。これは創業の頃から変わらない指針です。今こうしてニノテックが存続しているのもお客様、お取引先様をはじめ、社内外の仲間からの温かい支援があったからこそです。この感謝の気持ちを忘れることはできません。
企業理念《私たちの「良い(いい)仕事」を通してみんなの幸せを実現します。》に共感して頂ける皆さんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

インタビュー実施:2017年10月
UNPOSED PHOTO

スポーツマンの樽川社長。社内のソフトボール部からは引退し、2012年から続けているジョギング。健康管理や体型維持のために運動を心がけている。
目標が高すぎると挫折してしまう…ということで、「走れるときに走る」ことを達成できる目標として掲げた。続けることが大事。
過去には、松島ハーフマラソン大会、猪苗代湖ハーフマラソン大会に参加。