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私どもニノテックは、2016年8月1日に創業70周年を迎えます。その大きな節目を迎えるにあたり、私たちを取り巻く下記のような問題の解決に、わが社が扱う商品と技術で貢献したいとの思いから、営農型太陽光発電に取り組むこととしました。
~エネルギー問題~
資源に乏しい国でありながら、エネルギーの消費量が多く、海外からの化石燃料に頼っているため現在ではコストにばらつきが生じ、将来的には枯渇が懸念されている。
~農業問題~
我が国の食料自給率は、主要先進国中最下位の39%。但し米だけは余剰であり、減反政策が打ち出されている。また、就農離れと若い新規就農者が減少し、農業を支える担い手の高齢化が進んでいる。(平均年齢64.5歳)
以上の背景から、営農型太陽光発電は、初期投資はかかるものの、同一の土地から営農と売電による収益が見込め、事業としての可能性が見込めます。本施設も、以前は水田であった場所を減反し、転作によりパネルと地面の空間に棚を設置してキウイフルーツを栽培し、更に土地の有効活用のため、地面では野菜の栽培に取り組みを行います。また、取引先様を数多く有する企業と、栽培のプロである農家のコラボレーションにより、農業の6次化をいち早く実現できるモデルケースとしての可能性を秘めています。
更に、キウイフルーツが収穫可能となる3年後には、社員とその家族による収穫体験機会があれば子供たちに広く開放し、「太陽光発電と農業」の学習教材としての活用も予定しています。
今後、この設備を広くPRし、新たな賛同者を集めることで、地域に広く根差した産業となることを目指します。
設備概要
- 設置農地
土地所在地:郡山市下白岩町字竹下56
面積:1,000㎡
作物:キウイフルーツ(ヘイワード・フジゴールド)
野菜(きゅうり・なす・トマト)
- 発電設備
発電出力:49.5kW
太陽光パネル:カナディアンソーラー CS6P-260-P(260W)216枚
パワコン:オムロン KP55M-PJ4(5.5Kw)9台
