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FA-M3Rでメールを使おう

PLCからメールを使おうと思っても、色々面倒なことがあって実現しにくいものです。

ここでは、簡単にテストできる環境を模擬的に作ってテストして、現場へ持ち込む前に確認やテストをしてみようということです。

何故大変なのでしょう・・・

まず、メールサーバが必要になります。もちろん、手元や近くのものを用意できれば、問題はないのですが、なかなかそうはいかないと思いますし、現場まで持っていってテストというわけにはいかないこともあるでしょう。

もう一つは、ネットワークなどの知識が若干なりとも必要になるということでしょう。最近は関連する言葉をインターネットで検索をすれば、解説しているページがみつけられることが多いです。多くの知識やノウハウは、そこから得ることが可能だと思います。ここでは、一般的な部分から若干それて、PLCからメールを送るということに限定して考えたいと思います。

class "float-clear" の内容がここに入ります

メールをテストする環境を作ってみよう。

■素材編

FA-M3R

メールを送ろうというわけですから、最低限必要なものは 電源カード、CPU、メールの使えるEtherカード(F3LE11-0T)は最低限必要になります。

パソコン

今回は、色々な役目を担ってもらいますので、贅沢はいいませんがなるべく最近のものをご利用いただくほうがよいでしょう。

テストのために使用するソフト

実はここからがこのページでの本題に入ります、なるべくテスト用には、フリーのものを利用して構成しました。(作者の方々には、この場をお借りして有益なソフトをご提供いただいていることに感謝申し上げます。)

■メールサーバにするソフト

メールサーバとして動作させるソフトです。その他にも、様々機能がありますが、ここではメール機能に限って説明いたします。BlackJumboDog SIN/Sapporoworks さんで公開されている「イントラネット用簡易サーバBlackJumboDog」というソフトです。

入手方法は http://homepage2.nifty.com/spw/からダウンロードすることができます。

■メールクライアントにするソフト

これは、使用される方の好みで色々使うことができますが、今回は下記のソフトを使って説明していきます。

宮崎年之さんが公開されている 「快適メーラーEdMaxフリー版」(以下、EdMaxフリー版、または単にEdMax と呼びます)を使用します。

入手方法は http://www.edcom.jp/からダウンロードすることができます。

■あると便利なソフト

メールの動作やテストには必ずしも必要ではありませんが、プログラムを作ったりメッセージを編集をおこなうのに便利なソフトです。
「FA-M3R メール設定ツールmailuty」は、販売されている製品です。www.ninotec.co.jp でご確認ください。

項目 仕様
通知先(メールアドレス)登録数 最大10グループ゚
通知先(メールアドレス)複数記述数 最大198バイト
件名(Subject)登録数 最大10グループ゚
件名(Subject)文字数 全角63文字(126バイト)
編集メッセージ数 最大256メッセージ
メッセージ文字数 全角97文字(194バイト)
FA-M3R 格納先エリア ファイルレジスタ
B00001〜B32768まで占有

 

■インストール編

・今回使用するソフトを入手してください。
・圧縮されており解凍を必要とするソフトもありますのでそれぞれのソフトのインストール方法に従って実行してください。

 

■設定編

設定するにあたって、まず、作成する環境を整理しておきましょう。

今回の環境は、ローカルでメールの送信や送信した内容を確認するために構成します。
今回の設定は192.16.1.0〜192.168.1.255をローカルな環境としていきます。 

・FA-M3R 本体のIPアドレスを 192.168.1.1 とします。 サブネットマスクは 255.255.255.0 とします。

・パソコンのIPアドレスを 192.16.1.100 とします サブネットマスクは 255.255.255.0 とします。

・IPアドレスはどうするの? どのように決めたらいいの?
すでにIPアドレスが決まっている場合は、その設定により行なってください、ここではローカルに環境を構築するために設定を決めてその設定にあわせていきます。

使用するアドレスの範囲はいくつか種類があります。

IPアドレスはインターネットで使用されているアドレスです、設定などに問題がありますと動作しないだけでなく、問題を発生させることがありますので、十分注意してください。

■ローカルで使用することができるIPアドレスの範囲について

ローカルIPアドレスやプライベートIPアドレスは、直接インターネットに接続されないLAN等で使用されるアドレスのことです。これらのアドレスは公開されたインターネット上では使用しない IPアドレス>として規定されています、これらをローカルIPアドレスやプライベートIPアドレスといいます。>

ローカルIPアドレスに規定されている範囲
クラスA [ 10.0.0.0 ] 〜 [ 10.255.255.255 ]
クラスB [ 172.16.0.0 ] 〜 [ 172.31.255.255 ]
クラスC [ 192.168.0.0 ] 〜 [ 192.168.255.255 ]

上記の中から使用するアドレスを決めます。もちろん使用するLAN上で重複することは許されませんのでユニークなのものを設定する必要があります。

それと同時に認識するアドレスの有効範囲があります、サブネットマスクという表現で下記のような設定例があります。

サブネットマスクの例
サブネットの設定 IPアドレスの設定範囲 IPアドレスとして
認識する有効な範囲
255.0.0.0 [ 10.0.0.0 ] 〜 [ 10.255.255.255 ]
のうち10.*.*.*のとき
[ 10.0.0.0 ] 〜 [ 10.255.255.254 ]
255.255.0.0 [ 172.16.0.0 ] 〜 [ 172.31.255.255 ] 
のうち172.16.*.*のとき
[ 172.16.0.0 ] 〜 [ 172.31.255.254 ]
255.255.255.0 [ 192.168.0.0 ] 〜 [ 192.168.255.255 ]
のうち192.168.1.*のとき
[ 192.168.1.0 ] 〜 [ 192.168.1.254 ]

正式にはRFC1597に規定されています。

■localhost とは

127.0.0.1というアドレスで、自分自身を表すIPアドレスや名称のことです。
このアドレスや、名前で、自分自身に対しての接続として認識します。

 

■設定編1・・・F3LE11-0Tの設定

F3LE11-0Tの設定にあたっては、取扱説明書をご覧になってください。

F3LE11-0TのロータリースイッチでIPアドレスを設定します。
カード側面のふたを開けてロータリーのディップスイッチを設定しますが、16進数での設定ですので、設定するアドレスを確認の上,事前に変換しておくことをお勧めします。(電卓などで変換することができます) 変換する際には IPアドレスは 8ビット単位で” .”で4つにわけられています。それぞれごとに0-255を変換します。結果は00-FFとなり、これが、カードに設定するロータリーのディップスイッチの数値になります。設定の順番については、ふたの裏側に書かれておりますので、確認して設定してください。

192.168.1.1 の場合は、 C0  A8  01  01 に設定します。

IPアドレスやネットワークに関連して不明な点がある場合は、ネットワーク管理者またはネットワークの知識をもった方と相談し決定してください。

IPアドレスの設定が完了し、ケーブル等の接続をおこなって通信ができる状態ができましたら、電源を通電してください。

ネットワークパスワードの画面が表示されますので、ユーザー名 パスワードを入力してください。(購入したばかりの場合は、取扱説明書に記載されていますので、従って入力してください。)

認証が完了しますと、下記の画面が表示されますのでネットワーク環境で必要な項目を入力してください。

次に送受信をクリックしますと、下記の画面が表示されますので、必要な項目を入力してください。

このアドレスが正確に設定されていませんと、メールの送信が正常にできず、異常な課金になることがありますので使用環境を十分調査の上実施してください。

ローカルで使用される場合など(DNS設定がない場合等)では、サーバの名称はIPアドレスで記述してください。

さて設定が完了したら、接続やIPアドレスが正しいか、テストしてみましょう。

ping 192.168.1.1 とコマンドプロンプトから打ち込んでみてください。
正常であれば、下記のような表示がされはすです。

■設定編2・・・イントラネット用簡易サーバBlackJumboDog の設定

プログラムをスタートメニューから起動する。

起動すると、タスクバーの右下にのアイコンが表示されています。
このアイコンをダブルクリックし、画面からメールサーバの項目を選択します。

パスワードなどは、自由に設定してくだい。後でメールの設定項目で必要になりますので忘れないようにしておいてください。

上記のように設定します。

 

■設定編3・・・メールクライアント EdMaxフリー版の設定

プログラムをスタートメニューから起動する。

メニューからアカウントの設定を下記のように実施します。

 

■動作確認編

実際にFA-M3Rからメールが送信されると、BlackJumboDog の画面が下記のように表示されます。
この画面を確認することで、正常に動作しているかどうか確認することもできます。

さらに、EdMaxフリー版で受信をおこなったりすると。表示が下記のようになります。

実際にメールが送信されて、EdMaxフリー版で受信をおこなうと下記のような表示になります。

※表示されているメッセージは 「FA-M3R メール設定ツール mailuty を使って作成されております。

 

■その他

PLCでメールを簡単に扱おうと考えても、なかなか難しそうで手がつけにくいものです。

はじめに、簡単な例や環境があれば、色々確認しながらテストし、実用的なシステムにしていくことが出来ると考えてこのページを作成しました。
本ページをご覧になって少しでも、活用していただければ幸いです。

本ページは、FA-M3Rでメールをよりよく活用していただくためにご提供しております。
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●FA-M3Rは横河電機株式会社の登録商標です。●Microsoft(R)、Windows(R)、Windows(R)Me、Windows(R)2000、Windows(R)Xpは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。●Intel、Pentiumは、アメリカ合衆国および他の国におけるインテルコーポレーションおよび子会社の登録商標または商標です。●このカタログの内容は製品改良のため、予告なしに変更する場合がありますのでご了承ください。

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